Texで作成した書類に図を入れる

 Texで作成した書類に図を入れる方法としては以下のものがある。


epsf.texを使う

本文中で図を挿入する前ならばどこでも良いですから、

\input{epsf}

として、epsf.texを読み込むようにします。

例えばtest.psというポストスクリプトファイル(以下psファイル)を読み込むためには、

 

\begin{figure}[tbp]
\centering \leavevmode
\begin{minipage}[b]{5mm}
\epsfbox[0 0 200 200]{test.ps}
\end{minipage}
\end{figure}


マクロeclepsf.styを使う

マクロeclepst.styを使用することによって、\epsfileコマンドを使用することが出来る。これをfigureコマンドと併用して、例えば

\begin{figure}[hbtp]
\epsfile{file=test.eps,scale=1.0}
\caption{図の挿入テスト}
\end{figure}

のように記述する。以下、\epsfileコマンドを説明する。

\epsfile{file=pic1,option}
       ^^^^
       ファイル名

optionの位置に入れることの出来るのは、図の大きさに関する以下のような命令である。

width=l
height=l

ここで値lは長さ(単位付き)である。さらに比率をつかうことも出来る。

scale=r

(ここでrは0より大1以下の数)のようにすれば、元の図をr倍した図を張り付けることが出来る。

hscale=r
vscale=r

注:optionの位置に何も記述しないと、原寸大のファイルが表示される。